~【後半】今回は口の中ねばねばする、唾液の量が気になるそんな『唾液』の疑問について前半と後半の二部構成で説明します~|ホワイトニング インビザライン 一般歯科|愛知県長久手市【Kuniデンタルクリニック】

トピックス TOPICS

~【後半】今回は口の中ねばねばする、唾液の量が気になるそんな『唾液』の疑問について前半と後半の二部構成で説明します~

「~🦷歯じめまして🦷~」

【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】

皆様~🦷歯じめまして🦷~長久手市歯科のKuniデンタルクリニックの院長の山村です。

本日は、唾液について後半に分けて説明していきます。


『唾液に減少による影響』

「口が乾く」ことは、一時的な場合がありますが、慢性的なものは「ドライマウス(口腔乾燥症)」
 という病気です。
 さらに、唾液が減るとその働きも弱くなるので
虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

 ・唾液の量が減るとベロがヒリヒリしたり、お口の乾燥やねばつき、話しづらさ、
 乾いた食べ物の噛みづらさなど様々な症状を感じます。とはいえ、
 自分のお口の中が乾燥状態にあるかどうかは、いまいち自分自身判断がよくわかりません。

Kuniデンタルクリニックでは、患者様の背景やお口の状態などの検査や唾液を想定する機械で数値化してみていきます。

このような症状が日常生活で感じるようであればKuniデンタルクリニックを受診することをお勧めします。

また唾液の量が減ると、お口の洗浄作用が少なくなり、いつまでたっても食べ物がお口の中に溜まってしまいます。
また、飲食物によって下がった㏗値がなかなか元に戻らなく、歯の表面のカルシウムが溶けだす
「エナメル質の脱灰」が進んでしまいます。さらに、唾液に含まれる抗菌物質やタンパク質の減少
歯を保護するペリクルも形成されにくくなることでお口の中が菌に弱い環境になってしまいます。
唾液の減少は様々な作用が弱まるため
虫歯や歯周病のリスクが高くなるのです。

 

『では、なぜ唾液減るのでしょうか?』

・唾液は、自律神経からの刺激が唾液腺に伝わり、血液をもとに伝わります。

 唾液が少なくなるのは、自律神経の問題、唾液腺の問題、血液の問題など

 さまざまで、一つだけが原因ではない場合があります。薬の副作用でお口の中の渇き

 がみられる場合があります。薬の場合自己判断で、服用を中止するのは危険ですので

 必ず主治医に相談してください。

 

・ドライマウスの症状がある場合『シェーグレン症候群』の疑いもあります。  
 ドライマウスを生じる代表的な疾患です。『シェーグレン症候群』は免疫の病気です。
 本来は、体外から侵入してきた異物を「攻撃して体を守る」役割を持っている免疫が
 自分の唾液腺や涙腺を攻撃対象と間違って攻撃してしまうため唾液腺が障害され、
 唾液量や涙液量が少なくなるのです。

 

『唾液が減りやすい人の特徴は??』

・唾液の減少は更年期に集中している。女性は、45~55歳頃に女性ホルモンが低下するめ閉経し
 更年期を迎えます。この女性ホルモンの低下が口腔乾燥症と関連していると言われています。
 全国の女性外来のアンケートでは、口腔乾燥、味覚障害、舌痛、顎関節通などの
 訴えが多いという結果が出ています。

・慢性疾患や服薬が多い高齢者も要注意です。高齢者になると、高血圧、脂質異常症、     
 頻尿などさまざまな病気を抱える方が増えます。それらの治療薬の副作用や糖尿病
 甲状腺疾患などそのものによって口の渇き(口喝)が引き起こされるためお口の乾燥を訴える
 患者様も多くなります。

・若年層にもストレスからの心理的な影響により最近は増えてきています。

 

『唾液を増やすためにはどうしたらいいのか?』

・口腔乾燥の治療として、医師、歯科医師から唾液の分泌を改善する薬や漢方薬などを
 処方してもらうことができます。
 また、薬の副作用が原因の場合、主治医への薬の減量
変便の依頼状を歯科医師が
 作成することができます。
 患者様自身でできるケアには、唾液腺のマッサージや保湿剤の使用があります。
 また、良
く噛むようにするなど生活の中でちょっとした工夫するだけでも、
 口腔乾燥の改善に
つながります。

 もし、ご自身のお口に違和感がある場合や不安や悩みは、すぐに一度、
 長久手市歯医者のKuniデンタルクリニックで検査をお勧めしたします。