パート④~妊娠中のお口のケアや赤ちゃんへの影響について~とても《※大切※》妊娠中に歯医者さんに行く理由、皆さん知っていますか❔|ホワイトニング インビザライン 一般歯科|愛知県長久手市【Kuniデンタルクリニック】

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パート④~妊娠中のお口のケアや赤ちゃんへの影響について~とても《※大切※》妊娠中に歯医者さんに行く理由、皆さん知っていますか❔

「~🦷歯じめまして🦷~」

【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】

皆様~🦷歯じめまして🦷~長久手市歯科のKuniデンタルクリニックの院長の山村です。

本日は妊娠によるお口の変化と赤ちゃんへの影響を4部構成で説明していきます
今回は、④になりますので、もしここからから読まれる方は➀、②、③のパートを簡単に
お読みください

【ミュータンス菌の母指伝番】

虫歯菌(ミュータンス菌)は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。
ところが奥歯が生える1歳6ヶ月になるとまわりの大人の唾液をとおして
ミュータンス菌が赤ちゃんにうつることがわかっています。

母親からの虫歯(ミュータンス菌)感染が一番多い赤ちゃんのお口の中に存在しない虫歯菌ですが、
奥歯が生える1歳6カ月頃に周囲の大人の唾液を通して感染します。世界的に見てミュータンス菌は、
母親の唾液から感染する「母子伝播(母から子に移る事)」がとても多いです。日本人の約9割にミュータンス菌がいるといわれています。
周囲の家族、大人が自身のミュータンス菌を減らして赤ちゃんに伝播させないようにすることが大切です。
そのためにも妊娠中や産後の日常の歯ブラシのケアがとても大切になります。
妊婦検診といえばKuniデンタルクリニック日常生活を通してお口の健康サポートしていきます。


【感染しやすい時期は1歳6カ月~2歳7カ月】

ミュータンス菌は、砂糖をエサにしてグルカンというネバネバ物質をつくり歯の表面にくっついて感染します。
複雑な形の乳臼歯が生え糖分を摂取する機会の増える
1歳6カ月頃から乳歯列が完成する2歳7カ月頃までが一番感染しやすいのです

虫歯菌には、母親の産道を通る際に感染してくる力の弱い常在菌と後から感染してくる 
唾液を通じて伝播してくるミュータンス菌がいます。常在菌の虫歯菌がつくるグルカンは「水溶性」なので、
常在菌がつくるプラークは歯ブラシなどで簡単に落とすこと
ができます。
しかし、後から感染するミュータンス菌がつくるプラークはネバネバ度が非常に高く歯ブラシでこすったくらいでは容易に落とせません。
さらに、歯の表面(エナメル質)をとかす「酸」の産生能も、常在菌には限界がありますがなんと、
ミュータンス菌は酸を産生する力が強く、酸を産生することができ、
大量な虫歯(ランパントカリエス)のように急速に多発進行性のう蝕をつくります。

ミュータンス菌に伝播する年齢が低いほどカリエスリスクが高くなります。同じ感染するのでも、
なるべく遅い年齢で感染することが、その子のカリエスリスク
を下げることも知っておいてください。


【ランパントカリエス】

一度にかなり進行した虫歯が多数の歯に見られるもの。同時に褐色に変色し、
歯が溶けてやわらかくなります。

         

【妊婦さんにカリエスリスクテストおススメします】

虫歯菌(ミュータンス菌)の母子伝播を防ぐには、母親をはじめ周囲の大人のお口のミュータンス菌を減らすことが大切です。
まずは大人のお口にミュータンス菌がどれ
くらい存在するのかを知る必要があります。
Kuniデンタルクリニックでは、出産後、赤ちゃんが1歳6カ月になる前に母子で行うこ
とをお勧めします。

 

【キシリトールガムは母子伝播の予防に効果あります】


虫歯菌(ミュータンス菌)の母子伝播にたいする介入研究では、妊娠6か月~出産後9カ
月までの13カ月間、ミュータンス菌がハイリスクの母親にキシリトールガムを1日4回
以上噛んでもらったところキシリトールガムを摂取した母親の子供は、生後12カ月の時
点で口の中にミュータンス菌の見つかる確率が、摂取していない母親の子供の4分の1
以下でした。さらに2歳になるまで得られたことが報告されています。

 

【まとめ】
長久手市歯医者にあるKuniデンタルクリニックでは皆様のお口の健康を通じて全身の生涯健康を目指しております。
お口のケアの相談など不安な方や心配な方などぜひ、一度ご来院ください。お待ちしております。