小児矯正は何歳から受けられる?矯正治療を受けるメリット・デメリット
「~🦷歯じめまして🦷~」
【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】
長久手市はなみずき通駅から徒歩2分の場所にある歯医者
Kuniデンタルクリニックの院長の山村です。
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小児矯正は何歳から受けられる?矯正治療を受けるメリット・デメリットも子供の矯正は何歳から始められるのか、気になっている方は多いでしょう。適切な治療開始時期を知らないとお子さまの将来のお口の環境に大きく左右するため非常に重要です.小児矯正の開始時期、治療のメリット・デメリット、注意する歯並びの特徴まで詳しく説明していきます。
【子供の矯正の対象は?】
小児矯正の治療期間は、実は二段階あります。お子さまの成長段階に応じて大きく二つの時期に分けられます。
①第1期治療
第1期治療は、5〜12歳ごろの乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に行われる治療です。この時期の最大の特徴は、顎の発育を利用して骨格的な問題を改善できる点にあります。
4~5歳頃から始められる早期治療では、主に悪い癖や習慣である指しゃぶりや舌癖などの改善や、あごの発育を正しい方向に促す装置を使用します。将来的な不正咬合を予防できる可能性が高まります。6歳頃からは6歳臼歯が生え始め、永久歯がはえてきます。本格的な矯正治療が可能になります。この段階では、拡大装置といわれるものを使用してあごを広げたり、各歯の並びにあった部分的な矯正装置で歯の位置を調整する治療がおこなっていきます。主に乳歯が生え変わる時期まで行う場合があります。
②第2期治療
第2期治療は、12~18歳頃の永久歯が完全に生え揃った後におこなわれる治療で、成人矯正と同様の治療法になります。あごの成長がほぼ完了しているため、歯の移動が中心となってきます。第2期治療では、成人矯正と同じ扱いになるため「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正(インビザライン)」を行っていきます。
第1期治療を受けた場合、第2期治療が不要になることもありますが、基本的に多くの場合は第2期治療で仕上げの治療をおこないます。第1期治療をおこなっていると骨格的な問題が改善されているため、歯を抜歯せずに治療を進める可能性が高くなります。
【子どもの矯正治療を受けるメリット】
①あごの正しい発育を促進する
子供の矯正治療の最大メリットはあごの発育を正常な方向に誘導することです。上あごや下あごの成長が不十分な場合、適切な装置を使用することで成長を促進できます。
大人になってからでは、あごの成長はほとんどないため、この時期の治療は非常に価値があります。
②抜歯のリスクを下げる
顎の正しい成長が促進されると、あごを適切な大きさに拡大することで、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保できます。スペースが確保されることで、将来的に健康な歯を抜く可能性が下がります。大人になってからではスペース確保をするため抜歯する場合があります。あごの大きさと歯の大きさのアンバランスは、早期治療により効果的に改善できる可能性が高いです。
③悪い癖の改善ができる
指しゃぶりや口呼吸・舌壁などの悪い習癖は、歯並びやあごの成長に影響を与えます。小児矯正では、これらの習癖を改善するための指導や装置の使用により、根本的な問題解決が可能です。早期に悪習癖を改善することで、その後の正常な発育を促すことで、将来的な歯並びにも影響してきます
④見た目の改善
歯並びの問題は、お子さまを含めて自信や社交性に影響を与えることが少なくありません。笑うことや人前で話すことを気にしてしまうこともあります。
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【子どものうちに矯正治療を受けるデメリット】
①治療期間が長い
子供の矯正は、1期治療と2期治療にわたりわかれています。1期治療ではだいたい小学生いっぱい、2期治療で中学~高校期間中になります。大人の矯正は、だいたいは2~3年で終了することが多いので期間が長くなってしまうのが最大のデメリットです。途中で引っ越しがある場合特に注意した方が良いでしょう。
②費用の負担が大きい
小児矯正は自由診療となるため、高額な費用がかかります。第1期治療と第2期治療を合わせると、経済的な負担は決して軽いとは言えません。
③装置の管理と定期的な通院が必要
矯正装置は精密な器具であり、適切な管理が必要です。取り外し可能な装置の場合、お子さまが適切に装着できないことや紛失する場合治療がうまく進まないケースがあります。固定式装置の場合も、食事制限や歯磨きの方法など、日常生活での注意点が多いです。お子さまと保護者の方の協力が不可欠です。虫歯のリスクにもつながってきます
④成長に個人差がある
お子さまの成長は個人差が大きく、治療開始時に予測した成長パターンと実際の成長が異なる場合が少なくありません。途中途中で治療計画の修正が必要になることがあります。装置が変更したり、治療期間が延長したりすることもあります。
⑤子供の協力が大切
小児矯正の成功は、お子さまの協力度に大きく依存してしまいます。装置の適切な使用や適切なセルフケア・定期的な通院など、お子さまの理解と協力が不可欠です。協力度が低い場合、治療効果が得られない場合もあります。矯正治療前にしっかりと本人とそうだんした上で始めることをお薦めします
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【治療を検討したほうがよい歯並び】
①叢生(そうせい)
歯が重なり合って前後に生えている状態です。八重歯も叢生の一種です。日本人に多い不正なかみ合わせの一つで、あごの大きさに対して歯が大きすぎることが主な原因です。
②反対咬合(はんたいこうごう)
反対咬合は、下の歯が上の歯より前に出ている状態で受け口とも呼ばれます。この状態は、上あごの成長不足や下あごの過度な成長が原因となることが多く、早期治療が重要になる症例です。早めに顎の状態を正しい方向に誘導することが大切です。本人の協力のもと4~5歳頃から治療を開始する場合もあります。上あごの成長を促進し、下あごの過度な成長を抑制できる可能性があります。放置すると、成長とともに問題が深刻化し、将来的に外科手術が必要になるリスクが高くなるでしょう。
③上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突は、上の前歯が前方に突出している状態で、「出っ歯」として周知されています。上顎前突は、上あごの過成長や下あごの成長不足、または前歯の角度異常が原因となります。早期治療により、あごの成長バランスを改善し、前歯の位置を正常化できます。放置すると前歯の外傷リスクが高まります。また口を閉じにくくなるため口呼吸が習慣化する可能性もあります。
④開咬(かいこう)
開咬は、奥歯は接触していても前歯が咬み合わない状態です。この状態は、舌癖や指しゃぶり、口呼吸などの悪い癖や習慣が主な原因となることが多く、早期の習癖改善が治療に欠かせません。開咬があると、前歯で物を咬み切ることができず、食事に支障をきたします。また、発音にも影響を与え、特にサ行やタ行の音が不明瞭になることがあります。
⑤交叉咬合(こうさこごう)
交叉咬合は、上下の歯の咬み合わせが横にずれて噛みあっている状態です。片側だけに起こることが多く、あごの発育に左右差が生じる原因となります。
[まとめ】
小児矯正は3歳頃から開始可能で、お子さまの成長発育を利用した効果的な治療方法です。第1期治療ではあごの発育を促進し、第2期治療で最終的な歯並びを整えます。早期治療により、あごの正常な発育促進、将来的な抜歯リスク軽減、悪習癖の改善など多くのメリットが得られます。一方で、費用の負担が大きい、装置の管理など考慮すべきデメリットもあります。歯並びや噛み合わせに不安がある場合は、早期に歯科医院を受診して相談してみましょう。
矯正治療はどうしても時間と費用がかかります。その分、患者様自身も納得した形で治療終えたい気持ちは理解できます。そのためにも、矯正治療を開始する前にしっかりと疑問点や不安な点を解消することそして起こりうるリスクも理解していることが大切になってきます。そのためにもしっかりと歯科医師とコミュニケーションをとり信頼できる歯科医院で矯正治療は望んでください。何か不安や心配事・相談したいなどありましたら長久手市歯科のKuniデンタルクリニックではご本人にも分かりやすい丁寧な説明を心がけております。ワイヤー矯正・マウスピース矯正・小児矯正も対応しております。当院では、お子様から大人の矯正歯科治療に対応しており、無料の矯正相談やLINE矯正相談も行っております。矯正相談では費用がかからずどなたでも相談を受け付けいます。何か気になることがありましたら長久手市歯医者のKuniデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
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