【徹底比較】ワイヤー矯正とインビザラインの違いは? 費用・期間・見た目を解説! 後悔しない選び方
「~🦷歯じめまして🦷~」
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「歯並びをきれいにしたい」と考えたとき、多くの方がまず思い浮かべるのが歯列矯正ではないでしょうか。 しかし、矯正治療にはさまざまな方法があり、特に代表的な「ワイヤー矯正」と「インビザライン(マウスピース矯正)」で、どちらを選べば良いか迷ってしまう方も少なくありません。見た目が気になる」「痛いのは嫌だ」「費用はどれくらい違うの?」そんな疑問をお持ちのあなたへ。 この記事では、矯正治療の二大巨頭であるワイヤー矯正とインビザラインについて、それぞれの仕組みからメリット・デメリット、費用や期間まで、歯科医師の視点から分かりやすく徹底比較します。 ご自身の希望やライフスタイルに合った矯正方法を見つけるための後悔のない矯正治療のために、解説していきます。
【矯正治療の王道「ワイヤー矯正」とは?】
ワイヤー矯正は、100年以上の歴史を持つ、最もスタンダードな歯列矯正の方法です。 その歴史と実績から、歯科矯正と聞いて多くの方がイメージする治療法かもしれません。ワイヤー矯正の仕組みは、ワイヤー矯正は、「ブラケット」という小さな装置を一つひとつの歯の表面に接着し、そこに「アーチワイヤー」と呼ばれるワイヤーを通して力をかけ、歯を少しずつ動かしていく治療法です。 歯科医師がワイヤーの締め付け具合を微調整することで、精密に歯を理想の位置へと導きます。
《ワイヤー矯正のメリット》
- 幅広い症例に対応できる:
ワイヤー矯正の最大のメリットは、その適応範囲の広さです。 抜歯が必要な複雑なケースや、歯を大きく動かす必要がある難症例、骨格的な問題が関わる症例まで、ほとんどすべての歯並びの悩みに対応できます。 - 確実性が高く、実績が豊富:
長い歴史の中で治療技術が確立されており、世界中で豊富な治療実績があります。 多くの歯科医師が習熟しているため、安定した治療結果が期待できます。 - 細かい調整が可能:
歯科医師が直接ワイヤーを調整するため、治療の最終段階で歯の傾きや位置の微調整を行いやすく、理想的な噛み合わせと美しい歯並びを追求できます。 - 自己管理の負担が少ない:
装置は歯科医師が装着・調整し、患者様自身で取り外すことはありません。 そのため、装置の付け忘れなどによる治療計画の遅れといった心配がありません。
《ワイヤー矯正のデメリット》
- 装置が目立つ:
特に歯の表側に装置をつける「場合、金属製のブラケットとワイヤーが目立ちやすいという審美的なデメリットがあります。 近年では、白いセラミックやプラスチックでできた目立ちにくいブラケットもありますが、インビザラインに比べるとやはり見た目が気になってしまう方は多いでしょう。 - 食事・歯磨きがしにくい:
装置が固定式のため、食べ物が挟まりやすく、歯磨きがしにくい点が挙げられます。 清掃が不十分だと、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングが不可欠です。 - 痛みや違和感、口内炎のリスク:
装置を装着した直後や、ワイヤーを調整した後の数日間は、歯が動くことによる痛みや圧迫感を感じやすいです。 また、ブラケットやワイヤーの端が口の中の粘膜に当たって、口内炎ができることもあります。 - 通院頻度が比較的に多い:
歯の動きを管理し、ワイヤーを調整するために、通常は月に1回程度の通院が必要です。目立たず快適な「インビザライン矯正」とは?
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【目立たず快適な「インビザライン矯正」とは?】
インビザラインは、1999年にアメリカで提供が開始された、比較的新しいマウスピース型カスタムメイド矯正装置の代表的なブランドです。 透明なマウスピースを装着して歯を動かすという画期的な方法で、近年、世界中で急速に普及しています。インビザライン矯正ン仕組みはまず、口腔内スキャナー(iTeroなど)で精密な歯型データを取得し、そのデータをもとにコンピュータ上で3Dの治療計画シミュレーションを作成します。 このシミュレーションに基づき、治療完了までに必要な数十枚のマウスピース(アライナー)が一度に製作されます。 患者様は、歯科医師の指示に従って、通常1〜2週間ごとに次の段階のアライナーに交換していくことで、歯を少しずつ動かしていきます。
《インビザラインのメリット》
- 装置が透明で目立たない:
インビザラインの最大のメリットは、何と言ってもその審美性です。 薄く透明な高品質のプラスチックでできているため、装着していても周囲の人にほとんど気づかれることがありません。 接客業の方や、見た目を気にされる方から絶大な支持を得ています。 - 取り外し可能で衛生的:
食事や歯磨きの際には、自分で簡単取り外すことができます。 そのため、食べ物の制限もなく、普段通りに食事を楽しむことができます。 また、歯磨きも隅々までしっかりと行えるため、ワイヤー矯正に比べて虫歯や歯周病のリスクを低く抑えることができます。 - 痛みや違和感が少ない:
ワイヤー矯正のように装置が粘膜に当たって口内炎ができる心配が少なく、歯を動かす力も比較的緩やかなため、痛みや違和感が出にくいと言われていますが個人差はあります。 - 金属アレルギーの心配がない:
装置に金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができます。 - 通院頻度を抑えられる場合がある:
治療計画に基づいて一度に複数のアライナーが渡されるため、自己管理が順調であれば、通院は1.5〜3ヶ月に1回程度と、ワイヤー矯正に比べて少なくなる傾向があります。 - 治療後の歯並びを事前に確認できる:
3Dシミュレーションにより、治療開始前に歯がどのように動いていくのか、そして最終的にどのような歯並びになるのかを立体的な映像で確認できます。 これにより、治療後のイメージを具体的に持って、安心して治療に臨むことができます。
《インビザラインのデメリット》
- 自己管理が必須:
インビザラインは取り外しが可能な反面、1日20〜22時間以上という推奨装着時間を守らなければ、歯が計画通りに動かず、治療期間が延びてしまう可能性があります。 自己管理能力が治療結果を大きく左右します。 - 対応できない症例がある:
技術の進歩により適応範囲は大きく広がっていますが、骨格のズレが大きい症例や、非常に複雑な歯の移動が必要な難症例など、ワイヤー矯正でなければ対応が難しいケースも依然として存在します。マウスピース矯正で動かない場合はワイヤー矯正で行う場合もあります - 紛失・破損のリスク:
取り外しができるため、外出先で外した際に紛失したり、誤って破損してしまったりするリスクがあります。 - 費用が比較的に高くなる傾向:
オーダーメイドで精密な装置を製作するため、一般的な表側のワイヤー矯正と比較して、費用が高くなる傾向があります。
【項目別】ワイヤー矯正 vs インビザライン 徹底比較
ここまで解説してきた両者の特徴を、気になる項目ごとに比較表で見てみましょう。
比較項目 |
ワイヤー矯正 |
インビザライン矯正 |
見た目(審美性) |
△(装置が目立つ。 白い装置もある) |
◎(透明でほとんど目立たない) |
食事・会話 |
△(食べ物が挟まる。 話しにくい場合も) |
◎(取り外せるので普段通り楽しめる) |
歯磨き・清掃性 |
△(磨きにくく、虫歯リスクが上がる) |
〇(取り外して隅々まで磨ける) |
痛み・違和感 |
△(調整後の痛み、口内炎のリスク) |
◯(比較的少ない) |
対応症例の幅 |
◎(ほとんどの症例に対応可能) |
◯(適応範囲は拡大しているが限界も) |
自己管理の必要性 |
◎(歯磨きは重要だが、装着は固定式) |
×(装着時間の遵守が絶対条件) |
通院頻度 |
△(月1回程度) |
◯(1.5〜3ヶ月に1回程度) |
支出 |
〇(インビザラインより安い傾向) |
△(ワイヤー矯正より高い傾向) |
治療結果の予測 |
◯(歯科医師の経験に基づく) |
〇(3Dシミュレーションで可視化) |
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【費用と治療期間の目安】
矯正治療を検討する上で、費用と期間は最も気になるポイントの一つです。 ただし、これらは歯並びの状態や治療範囲(全体矯正か部分矯正か)、選択する装置の種類、歯科医院によって大きく異なります。 あくまで一般的な目安として参考にしてください。
費用の目安(相場)
- ワイヤー矯正:
- 表側矯正(全体):約70万円~110万円
- 裏側矯正(全体):約100万円~150万円
- 部分矯正:約30万円~60万円
- インビザライン矯正:
- 全体矯正(インビザライン・フル):約80万円~120万円
- 部分矯正(インビザラインGo、ライトなど):約40万円~70万円
治療期間の目安
- 全体矯正: 1年半~3年程度 *三年以上の場合もありあります
- 部分矯正: 数ヶ月~1年半程度
インビザラインは通院頻度が少ないため、治療期間が短く済むと誤解されることがありますが、歯を動かすスピード自体に大きな差はありません。 自己管理を怠ると、ワイヤー矯正よりも期間が長引く可能性もあるため注意が必要です。
【後悔しないために。 自分に合った矯正方法の選び方】
ワイヤー矯正とインビザライン》、それぞれに優れた点と注意点があります。 では、自分はどちらを選べば良いのでしょうか。 後悔しないための選び方のポイントを3つご紹介します。
① あなたが最も優先したいことは何ですか?
まずは、ご自身が矯正治療において何を一番大切にしたいのかを整理してみましょう。
- 「とにかく目立たないように治療したい」 → インビザライン
- 「食事や歯磨きは普段通りにしたい」 → インビザライン
- 「自己管理に自信がない、付け忘れが心配」 → ワイヤー矯正
- 「できるだけ費用を抑えたい」 → ワイヤー矯正(表側)
- 「抜歯が必要な複雑な歯並びを確実に治したい」 → ワイヤー矯正(インビザラインでも可能な場合も)
- 期間をある程度確定したい⇒ワイヤー矯正の場合のほうが期間どおりに終わることが多い
② あなたのライフスタイルに合っていますか?
仕事やプライベートの過ごし方も、矯正方法を選ぶ上で重要な要素です。
- 人前に立つ仕事や接客業の方は、目立たないインビザラインが向いているでしょう。
- 頻繁に外食や会食の機会がある方は、取り外して食事を楽しめるインビザラインが快適かもしれません。
- 一方で、マウスピースの着脱や管理を面倒に感じそうな方、多忙でついうっかり装着を忘れがちな方は、固定式のワイヤー矯正の方が確実です。
③ 信頼できる歯科医師に相談する
最終的に最も大切なのは、精密検査の結果をもとに、専門家である歯科医師の診断を受けることです。 ご自身の歯並びや顎の状態によっては、希望する治療法が適さない場合もあります。カウンセリングでは、あなたの希望や不安を遠慮なく伝えましょう。 その上で、歯科医師がそれぞれの治療法のメリット・デメリット、あなたにとって最適な治療計画を丁寧に説明してくれるはずです。 いくつかの医院でカウンセリングを受け、比較検討する「セカンドオピニオン」も有効な手段です。
【まとめ】
ワイヤー矯正とインビザライン矯正は、歯を動かすアプローチは異なりますが、どちらも美しい歯並びと健康的な噛み合わせを目指すための優れた治療法です。矯正治療はどうしても時間と費用がかかります。その分、患者様自身も納得した形で治療終えたい気持ちは理解できます。そのためにも、矯正治療を開始する前にしっかりと疑問点や不安な点を解消することそして起こりうるリスクも理解していることが大切になってきます。そのためにもしっかりと歯科医師とコミュニケーションをとり信頼できる歯科医院で矯正治療は望んでください。何か不安や心配事・相談したいなどありましたら長久手市歯科のKuniデンタルクリニックではご本人にも分かりやすい丁寧な説明を心がけております。ワイヤー矯正・マウスピース矯正・小児矯正も対応しております。当院では、お子様から大人の矯正歯科治療に対応しており、無料の矯正相談やLINE矯正相談も行っております。矯正相談では費用がかからずどなたでも相談を受け付けいます。何か気になることがありましたら長久手市歯医者のKuniデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
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