歯ぎしりについて|ホワイトニング インビザライン 一般歯科|愛知県長久手市【Kuniデンタルクリニック】

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歯ぎしりについて

歯ぎしりは歯を失う原因の一つです

歯ぎしりは日本人の多くの方が経験しています。そして、大半が自覚症状のないことが判明しています。歯ぎしりによって詰め物が欠けたり、割れたり、時に歯が折れたりすることもあります。歯を失う原因の一つです。
また、肩こりや頭痛、腰痛、めまい、耳鳴りなど体の至る所に悪影響を及ぼすリスクがあります。

こんな場合はご相談ください

  • 寝ているとき歯ぎしりを指摘されたことがある
  • 朝起きると顎が痛いまたは開けづらい時がある
  • 食いしばる
  • 全体的に歯がしみる症状がある
  • 慢性的な肩こりや頭痛がある
  • 朝起きると奥歯が痛い
  • 詰め物がよく欠けたり、取れたりする
  • 日中、よく食いしばっているときがある
  • 歯の表面がすり減った感じがある
  • スポーツや力を入れる時頬をよく噛む など

歯ぎしりの原因

01 ストレス

歯ぎしりの原因で最も有力なのはストレスです。頭痛や肩こりや腰痛などと同じようにストレスによる筋の緊張で口の周りの噛む筋肉が張ってコリを生じ、歯ぎしりが起こります。

02 歯並び

歯並びが悪いと、それぞれの歯にかかる負担が部位によって違ってきます。ただ、年齢が若い場合は歯並びの悪さを骨や筋肉が補っています。そのため、骨や筋肉が柔軟なため影響がでにくいです。しかし、年齢とともに柔軟性が失われていくため歯並びの悪さを補うことができず歯ぎしりが起こります。

03 噛み合わせ

年齢とともに、歯の表面がすり減ったり、歯周病により歯の動揺、老化など微妙に変化する噛み合わせに対応するために起こります。

04 日中の食いしばり

日中に何か集中しているときなど無意識に行っている癖が寝ているときに出る場合があります。食いしばっていたり、日中に上下の歯を常に接触させたりする場合筋肉が記憶して寝ている場合も行うことが原因です。

05 顎の関節の変化

年齢とともに、顎の関節はすりへり関節が平らになっていきます。その形に合わせて歯も変化していくため歯ぎしりをしている可能性があります。

歯に起こる変化

01 歯が全体的にしみる

歯に負担がかかるぶん歯に見えない亀裂などができ歯の表面を覆っているエナメル質が剥がれ神経とつながっている象牙質がむきだしになり、過敏に反応してしみます。

02 噛むと全体的に歯に痛みがある、
または片方のどちらかが痛い

歯ぎしりによって歯が揺さぶられることで歯と骨の間にある歯根膜(しこんまく)というクッションの役目の部分に強い力がかかることで、痛みや違和感を感じるようになります。

03 詰め物が取れたりする

歯ぎしりが強いと詰め物の種類によっては取れる場合があります。

04 歯が折れる、割れる場合がある

歯の表面が欠けたり、歯自体が根元から割れる場合があります。特に、神経の治療を行った歯は天然の歯よりももろくなるので、強い力がかかると割れることもあります。

05 歯が削れて短くなってきた

歯ぎしりによって歯同士がこすりあうので歯の表面が徐々に削れていきます。場合によってはしみる症状やヒビなどが入ります。

骨の変化

01 骨がこぶのように
盛り上がってくる

歯ぎしりや食いしばりが強い傾向にある場合、骨がこぶのように盛り上がる骨隆起と呼ばれるこぶができる場合があります。下顎には小臼歯の内側に、上顎には口蓋(天井)の真ん中にできます。ひどい場合、痛みをともなうこともあります。また、骨隆起がひどい場合、入れ歯を作製できない場合があります。

02 歯周病がより悪化する

歯周病が進行している場合は、歯が揺さぶられるためより歯周病が進行します。

その他の変化

01 顎の関節や筋肉が痛くなる

歯ぎしりによって顎の周辺の筋肉が緊張・疲労し痛みがでることがあります。また、顎の関節のクッションの役目をする関節円盤が歯ぎしりで圧迫されるとスムーズに口を開けにくくなったり、音がなったり、痛くなる場合もあります。

02 肩こり・頭痛(なんかはる)

歯ぎしりによって噛むための筋肉が緊張しそれが原因で肩こりが起きる場合があります。噛む力を出す筋肉は肩や首、頭のほうまでつながっています。それによって肩こりや頭痛が起きる場合もあります。

03 顔(えら)が大きくなる

歯ぎしりの時に使う筋肉は顔の周り、とくに顎のえらの部分についている筋肉です。歯ぎしりがある方はこの筋肉が発達し、えらの部分が張り出して顔が大きく見えます。

歯ぎしりの種類

01 グライディングタイプ
(歯ぎしり型)

上下の歯を左右にすり合わせ、「ギリギリ」と音が鳴る特徴が多いです。就寝中に起こりやすく、無意識で動かしている人がほとんどです。強くやる人から弱くやる人までそれぞれあります。

02 クレンチングタイプ
(噛みしめ型)

上下の歯を強く噛みしめます。仕事やスポーツなどの日常生活で無意識で歯を食いしばる特徴があります。また、就寝中に無意識に噛みしめている人もいます。就寝中に噛みしめが強い人は、朝起床時に顎や顎の周りの筋肉にこわばりを感じていたり疲労感を感じる人がいます。

03 タッピングタイプ

上下の歯をぶつける傾向があります。下顎を上下に動かすので「カチカチ」といった音が鳴る特徴があります。個人差によって強く音が出る人と弱く音が出る人もいます。個人差が大きいのが特徴です。

04 ナッシングタイプ
(きしませ型)

歯の一部分が擦り合わせて「キリキリ」「キシキシ」ときしむ音がする特徴があります。特定の部分だけが擦りあうため、歯の一部分だけが徐々にすり減っていく特徴があります。

歯ぎしりの種類

睡眠時ブラキシズム

言葉通り、寝ているときに起こる歯ぎしりのことで無意識で行われています。

覚醒時ブラキシズム

起きているときに起こる歯ぎしりです。いわゆる「癖」です。

歯や顎の痛み、口が開けづらい、歯が全体的にしみるなど症状がある方、歯ぎしりを指摘された方など、お悩み・相談・不安・心配などございましたらkuniデンタルクリニックへお気軽にご相談ください。