【ワイヤー矯正中の手入れと便利グッズ】
「~🦷歯じめまして🦷~」
【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】
長久手市はなみずき通駅から徒歩2分の場所にある歯医者
Kuniデンタルクリニックの院長の山村です。
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ワイヤー矯正中は、歯の管理=歯磨きがこれまで以上に大切になってきます。ブラケットやワイヤーがあることで、食べ物のカスや汚れが溜まりやすくなり、必然的に磨き残しがおおくなります。それにより虫歯や歯周病のリスクが高まります。しかし、矯正中の歯磨きは通常の歯磨きとは異なり、少し工夫が必要です。本日はワイヤー矯正中の歯磨きのやり方と役立つ便利グッズについて詳しくご紹介します。どうぞ参考にしてください。
【ワイヤー矯正中の歯磨きの重要性】
矯正中は、ブラケットやワイヤーがあるため歯ブラシだけでは汚れを落としきれず必ず磨き残しが多くなります。そのせいでお口の環境が悪くなり虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
①虫歯
ブラケット周辺にプラーク(歯垢)や食べ物のカスが溜まり、細菌が増殖します。酸が歯を溶かして虫歯になってしまいます。
②歯周病
歯茎に汚れが付着することで常に炎症が起こります。そのせいで歯ぐきから血が出てたり腫れてしまいます。
③ホワイトスポット
ブラケットを外した後に、歯が部分的に白くなる現象で、歯磨き不足が原因です。これらを防ぐために、日々の丁寧な歯磨きが欠かせません。
【ワイヤー矯正中の歯磨きのコツは?】
【歯ブラシの選び方】
矯正中は、通常の歯ブラシでは十分に汚れを落とすことが難しいため、次のような歯ブラシをプラスで使用することをお薦めします
①矯正用歯ブラシ
ブラケットの周りを磨きやすいよう、通常の毛先と異なり特殊な形状になっており装置に届きやすい形になっています
②ヘッドが小さい歯ブラシ
奥歯や細かい部分を磨くのにとても便利です。歯ブラシの頭をコンパクトにした形状です。奥歯に届きやすい形になっています
③歯間ブラシやワンタフトブラシ
線維性の食べ物はワイヤー部分にひっかかりやすく、このようなワイヤーの隙間やまた、フロスが通らないためブラケットの周辺の歯の間は歯間ブラシを使用することで汚れを取り除くのに最適です。
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【 正しい磨き方】
矯正中は、通常の歯ブラシを動かすだけでは汚れを落とせませんので以下のステップで丁寧に磨くことをお薦めします。
①歯の表面
ブラケットの上下に歯ブラシを斜め(約45度)の角度で当て、細かく小刻みに動かしましょう
②ワイヤーの下と歯との間
歯間ブラシを使って、ワイヤーと歯の間や歯と歯の間を掃除します。
③奥歯や歯の裏側
ワンタフトブラシを使用して、磨き残しがちな部分(特に奥歯の裏側)を重点的にケアします。
④歯茎との境目
歯茎に向かって斜め(45度)で歯ブラシの毛先を当て、汚れを落としていきます。
【磨くタイミングと時間】
矯正中は、朝起床時と朝昼夜の食後、就寝前合わせて5回磨くことをお薦めしています。特に食後は汚れが溜まりやすいので食事後はしっかりと磨くことをお薦めします。時間は長さではなく一本一本丁寧に磨いてください。
【歯磨きに役立つアイテム】
①歯間ブラシ
歯と歯の間、ワイヤーの下に溜まった汚れを取り除くために必要不可欠なアイテムです。サイズが豊富に揃っているため、歯科医師に判断してもらいましょう。自分の歯間に合ったサイズを選ぶことが重要です。
② ワンタフトブラシ
ヘッドが小さいため奥歯の磨き残しがちな部分やブラケットの周辺もしっかりとケアできる小型の歯ブラシです。ピンポイントで磨けるので効率的です。
③電動歯ブラシ
振動や回転で効率よく汚れを落とせるため、矯正中でも人気があります。矯正用のアタッチメントがある電動歯ブラシも便利です。
④マウスウォッシュ
歯ブラシのケア後は、マウスウォッシュを使用することで口内の細菌を減らし、口臭や虫歯の予防につながります。
【ワイヤー矯正中の注意点】
①磨きすぎに注意
ブラケットを意識しすぎて力を入れすぎると、歯や歯茎を傷つけてしまうことがあります。適度な力で磨きましょう。
②毎日行う
歯ブラシは忙しい日でも、最低限のケアを続けることが大切です。汚れは溜まることで矯正中は虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
③定期検診を受ける
矯正中は、歯科医院で定期的にプロフェッショナルクリーニングを受けましょう。磨き残しが多い箇所など早めに現状を知り対策を練ることが必要です。
【まとめ】
ワイヤー矯正中はどうしても虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。そのため歯磨きは、丁寧なケアと専用の便利グッズを活用することで、お口の環境を健康に維持することができます。矯正中の歯磨きは少し手間がかかるものの、これを怠ると虫歯や歯肉炎、ホワイトスポットなどのトラブルが発生する可能性があります。
矯正中はお口の中に器具を装着するためどうしてもむし歯等のリスクが高まってしまいます。矯正中に違和感を感じた場合はできるだけ早めに担当の歯科医院へ相談することをおすすめします。当院では、成人矯正と小児矯正に関するお悩みをいつでも承っております。お気軽にご相談ください。何か不安や心配事・相談したいなどありましたら長久手市歯科のKuniデンタルクリニックではご本人にも分かりやすい丁寧な説明を心がけております。矯正をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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院長山村邦仁
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