【よく聞く顎関節症とは?】
「~🦷歯じめまして🦷~」
【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】
長久手市はなみずき通駅から徒歩2分の場所にある歯医者
Kuniデンタルクリニックの院長の山村です。
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「大きく口があけれない」「口を開けると顎が痛む」「口を開けると痛い」と、感じたことはありませんか。これらの症状がある場合は、顎関節症と呼ばれる疾患の可能性があります。
顎関節症を放置すると、口が開けにくいなど日常生活に支障をきたすだけでなく、慢性的な頭痛や耳鳴りといった身体の不調につながる可能性もあります。そのため「顎関節症かもしれない」と感じたら、放置せず歯科医院で適切に見てください今回は、顎関節症の症状や原因、治療法について解説します。顎関節症を予防する方法も説明していきます。
【顎関節症(がくかんせつしょう)とは?】
顎関節症は、顎(あご)の関節や顎を動かす筋肉に異常が起こり「顎が痛い」、「口が開きにくい」、「音がする」、あるいは「ものが噛みにくい」といった症状が現れます。全人口の7~8割の方が一度経験されている疾患でもあります。実際には、顎関節の症状を抱えている人に男女差はないのですが、患者さんは女性が多く、男性の2~4倍で、それも若い女性と中年の女性に多いのが特徴です。顎関節症は、口を開けると顎が痛んだり、口が開けにくくなったりする疾患です。顎の関節や周辺の筋肉などに問題が起こることで引き起こされます。
【顎関節症の主な症状】
①口を開け閉めが痛い
口が大きく開けられなかったり完全に閉じられなかったりすることも、顎関節症の症状です。関節円板の位置が大きくずれることで、口を開けるのが難しくなります。
②顎を動かすと音が聞こえる
顎関節症の一つに、口を開けるとき閉じるときに顎の関節からポキポキやゴリゴリなどといった音が聞こえる症状があります。これは、顎関節内にある関節円板と呼ばれる部分の位置がずれることで、関節が滑らかに動かなくなるのが原因です。単に顎から音が鳴る症状のみの場合には、特に治療は行わないこともあります。
③顎が痛む
顎関節症になると、大きく口を開けたり、物を噛む際に顎周辺の筋肉が痛むことがあります。場合によっては、安静にしていても痛みが続く場合もあります。また、顎を開け閉めする筋肉の咬筋から側頭筋にかけての広い範囲の痛みも、顎関節症の症状の一つです。
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【顎関節症の原因】
顎関節症の原因はさまざまで、特定の1つだけでなく複数の原因が重なって発症するとされています。
①顎関節や周辺の筋肉に負担がかかる
顎関節や周辺の筋肉に断続的に負担がかかることで発症する場合もあります。例えば、歯ぎしりや食いしばりは、歯だけではなく顎関節や周辺組織の筋肉もに過剰な負担をかけます。また、噛み合わせが悪い場合、上下の歯が正しく噛み合わず顎に余計な力がかかってしまいます。顎の関節や筋肉が過剰に緊張します。この状態が続くと痛みや炎症が起きやすくなり、顎関節症を発症するリスクが高まるでしょう。
②外傷
顎関節に強い衝撃を受けることも、顎関節症の原因に挙げられます。
例えば、事故などで顔をぶつけたり顎を骨折したり、外部からの衝撃が加わり顎関節にも影響を及ぼすこともあります。顎関節症が引き起こされる可能性があります。顎関節は外からの力に弱く、少しの衝撃でも顎関節症につながる場合があるので注意が必要です。
靭帯(じんたい)の損傷
無理やり口を開けたり、硬いものを噛んだりすることで顎の靭帯が損傷し、一時的に顎関節症を引き起こす場合もあります。靭帯の損傷による顎関節症の場合には、大きく口を開けたり硬い食べ物を控えたり、安静にするのが重要です。
【顎関節症の治療法】
顎関節症の原因や症状によって治療法が異なります。また、歯科医院によっても治療法が異なる場合があります。
①食いしばりや歯ぎしりがないかなどの日常生活の確認
日常生活において、起きている間に食いしばりをしていないか、無意識で口は閉じていても歯が接触していないか、夜間の歯ぎしりをしてされていないかなどの日常生活の把握をしてください。もし、当てはなる場合、日中は食いしばりや歯の接触を避けるように自分でコントロールしましょう
②理学療法
手指によるマッサージやレーザーの照射、電流を当てることで治療を行います。筋肉や靭帯などの柔軟性や筋肉を鍛えて耐久性を向上させる訓練も行います。
③薬物療法
顎関節症の治療法の一つである薬物療法は、症状を薬によって緩和する治療方法です。鎮痛剤や抗炎症薬を服用することで、痛みや炎症を一時的に抑えることが可能です顎関節症の根本的な問題を解決することはできません。また、服薬している薬がある場合には、飲み合わせに注意する必要があります。
④スプリント(マウスピース)療法
顎関節症の治療法にはスプリント療法というものもあります。患者様の症状に合わせて作製した専用のマウスピースを装着して行う治療法です。マウスピースを装着して顎の位置を調整し、顎関節や顎の筋肉にかかる負担を軽減させることが目的に使用します。特に、歯ぎしりや噛み合わせが原因である顎関節症の場合に効果的です。
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【顎関節症の予防法】
①食事内容や噛み方に気をつける
食事の際には、左右の歯をバランスよく使用することです。顎の筋肉の負担を軽減することにつながります。片側で物を噛むのが癖になっている場合もあるため、自分の噛み癖を確認して意識的に改善することが重要です。
また、硬いものを頻繁に摂取している場合も、顎関節に悪影響を及ぼします。顎の筋肉や骨に負担をかけないよう注意した食生活を意識しましょう。
②正しい姿勢を保つ
猫背や頬杖などの姿勢は、長時間続けると顎や周辺組織に負担をかかります。正しい姿勢でいることも大切です
③セルフコントロールの徹底
ご自身での自己管理も大切になります。特に日常から顎が痛くなくても食いしばりをしていないか、無意識で歯が当たってないか意識してみましょう
④定期的に歯科検診を受ける
顎関節症は、噛み合わせが原因で引き起こされることもあります。定期的に歯科検診を受けて、噛み合わせや歯の状態を確認することで、顎関節症の予防につながります。
【まとめ】
顎関節症は、多くの人にとって深刻な問題となり得る疾患です。しかし、適切な診断と治療を受けることで、症状を軽減し、日常生活をより快適に過ごすことが可能です。何か不安な症状があれば、早期に歯科医院を訪れることをお勧めします。健康な顎を維持し、快適な生活を送りましょう。中でも、顎の筋肉への負担につながる歯ぎしりや食いしばりは、日常生活での姿勢、精神的ストレスなど様々なことがきっかけで引き起こされます。顎関節症の治療法にはいくつかの種類があり、薬物療法や理学療法、スプリント療法などがあります。顎関節症の原因や治療を受ける病院によって治療法が異なるため、自分に合う治療方法を見つけましょう。当院では、歯周病や虫歯、審美歯科に関するお悩みをいつでも承っております。お気軽にご相談ください何か不安や心配事・相談したいなどありましたら長久手市歯科のKuniデンタルクリニックではご本人にも分かりやすい丁寧な説明を心がけております。ご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。当医院では、お子様から大人の歯科治療に対応しており、無料の治療相談やLINE矯正相談も行っております。ご相談では費用がかからずどなたでも相談を受け付けいます。何か気になることがありましたら、長久手市歯医者のKuniデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
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院長山村邦仁
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