「~🦷歯じめまして🦷~」
【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】
長久手市久保山のはなみずき通駅すぐのKuniデンタルクリニックのプログです。
本日は、「よくTVやネットで見たり、聞いたりする歯垢?プラーク?って何もの???」
プラークも歯垢も実は呼び方が違うだけで意味は同じです。(歯垢=プラーク)
歯垢(プラーク)とは、歯の表面に見られる付着物のことを言います。歯磨きをする前に歯の付け根に白くこびりついる物やフロスをすると糸に絡まる白いものこれが実は歯垢(プラーク)と呼ばれるものです。毎日の手入れの中で良く目にする光景ですが・・・実は
この歯垢(プラーク)は『歯の汚れや垢ではなく・・・細菌がパックされたものなのです』
つまり・・・虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊なのです‥‥
【もう少し詳しく掘り下げていきましょう】
歯垢(プラーク)は、細菌の塊とお伝えしましたが、歯垢(プラーク)1mgあたり
*1mgとは、イメージでお米1粒約22mgのなので相当小さいです
10億個あたりの細菌が存在します・・・すごい数ですよね
ですから、目に見える白いものの中に、数百億個の細菌がくっついてることなります。
すごい数ですよね・・・
歯垢(プラーク)の話をするときに、出てくる言葉に『バイオフィルム』とういう言葉があります。『バイオフィルム』とは、
ぬるぬるしているもので身近なものとして台所の排水口に見られる「ぬめり」みたいなものです。
実はこのバイオフィルムは口の中でも形成されます。
歯垢(プラーク)と「バイオフィルム」は同じ意味ではありませんが、この「バイオフィルムは、細菌同士が情報を伝達しあいながら生きているとういう点」です。
イメージでいうとバイオフィルムの中に細菌が凝縮しておりその一部に歯(プラーク)が含まれているイメージです。
歯垢(プラーク)は歯の部位によって生息している細菌が違う???
実は、歯垢(プラーク)は、歯の部位によって細菌の種類が違ってきます
その境目が実は歯ぐきの上と中で分かれてきます。
歯ぐきより上にくっつく歯垢(プラーク)は、歯肉の炎症を引き起こします。
いわゆる歯磨きをして出血を起こすのもその反応の一つです。
歯ぐきより下の歯垢(プラーク)は、歯ぐきの中で『バイオフィルム』を形成しています。
この『バイオフィルムの中には歯周病原菌が集まっています』。歯周病原菌は、言わずと知れた歯周病として骨を溶かしてしまいます。歯が浮いた感じがあったり、グラグラしたり
歯ぐきの出血以上な症状も出てきます。
【では、歯垢(プラーク)がある場合どうしたらいいのでしょうか??】
実は、歯ぐきの中の歯垢(プラーク)は、実際は歯ブラシの毛先は届かない場所にあります。
ただ、歯肉の上についている歯垢(プラーク)は、歯ブラシで除去は可能です。
この歯肉の上の歯垢(プラーク)の除去が実はとても大切です。
それは、なぜかというと歯ぐきの上の汚れを綺麗に除去することでこの、歯ぐきの中の細菌は減少すると言われています。
たとえ、歯ぐきの中に歯ブラシが届かなくても歯ブラシが届く範囲でしっかりと磨きができていると歯ぐきの中の細菌も減少していくのです。
ただ、実は人それぞれ歯ブラシの磨き方には違います。当然磨き残しがある部位や磨きにくい部位などバラバラです。
そこで、大切なことはきちんと正しい磨き方をするとういうことです。ただ、磨き方なんて子供の時に教えてもらったり、自分流でやっている人がほとんどではないでしょうか??
長久手市歯医者のKuniデンタルクリニックでは、歯ブラシのケアの方法やご自身にあった歯ブラシの形状や硬さなど一人一人にあった歯ブラシのケアなどをお伝えしていきます。
もちろんそれをご自身で継続していくことが歯の健康につながると考えております。
自分にあった歯ブラシの種類や硬さ、交換の時期など様々な疑問や不安なことがあれば
しっかりお伝えしていき、皆様一人一人にあった歯ブラシを使用していだければ一番幸いです。
Kuniデンタルクリニックでは皆様のお口の健康を通じて全身の生涯健康を目指しております。ぜひ、一度ご来院ください。