「~🦷歯じめまして🦷~」
【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】
皆様~🦷歯じめまして🦷~長久手市歯科のKuniデンタルクリニックの院長の山村です。
今日は、歯医者さんで撮影するX線(レントゲン)についてお話します。
➀デンタルエックス線
狭い範囲で、歯を一つ一つ詳しくみるためのレントゲン写真です。
歯と歯の間の虫歯や、歯の中の虫歯、また歯の根っこの周りの骨の状態をみるために撮影することが多いです。
②パノラマエックス線
お口全体、また周囲の組織の状態、顎の骨の状態のなど全体を大まかに確認することができるレントゲン写真。
また、左右対称で確認すこともできる。
全体の歯の根っこの骨の状態や、親知らずの位置関係や、顎の骨の中の病気などが二次元的に確認できます。
ただ、奥行きや幅は立体的には分からないので立体的に見ることはできない。
③歯科用コンビームCT
3次元的な評価が必要な時に撮影する。いわゆる3D画像です。
親知らずの抜歯の場合、顎の骨の中にある神経と近い位置に埋まっている可能性があるため
位置関係を確認するためや、インプラントを行う位置の骨の状態、歯の根っこの骨の状態などを
確認するために撮影する。
「これらの被爆量はどのくらい?」
これらの被曝量は
デンタルエックス線で0.01ミリシーベルト
パノラマエックス線で0.03ミリシーベルト
歯科用コンビームCTで0.1ミリシーベルトとなります。
日常生活において他のもので例えると、
東京、ニューヨーク間の往復している飛行機で浴びる量は0.2ミリシーベルトと言われています
また自然放射線といって、生活している上で宇宙や大気、空気、食物などから微量な放射線がでています。
1年間で日本では約1.5ミリシーベルト受けています。
このデーターからみてみると、歯科でのレントゲン写真はかなり少ない量であることがおわかりいただけたと思います。
だからといってやみくもにとっているわけではありません。
どれか一つのレントゲンだけで診断がつく場合もありますが、複数の検査で診断をしない場合があります。
特に歯や歯を支える顎の骨は目でみただけでは虫歯や歯周病になっているのかわかりにくいことも多く、
こういったレントゲン写真をとることで総合的に判断して、適切な治療を行うことができます。
もちろんそれでも撮影したくない場合もあると思いますので、その際は事前に歯医者さんでお伝えしましょう。
【妊婦さんもレントゲンは大丈夫??】
よく妊娠してる方からレントゲンのことを聞かれます。
妊娠されている場合でも治療によってはレントゲンの撮影をする場合はあります。
この場合、Kuniデンタルクリニックではきちんと放射線量の説明をさせて
頂き了承を頂いて撮影しますのでご安心下さい。
妊婦さんの場合は歯科治療に必要な最低限のデンタルエックス線撮影を行います。
撮影の時も防護エプロンをかけますし、撮影は歯だけなので胎児に影響が出ることはありません。
ご安心ください。
【まとめ】
歯科治療は外科の治療になりますし、目で診断がつかない場合もあります。
レントゲン撮影は医科に比べて頻度は多いと思います。
歯科医師にとってレントゲン写真は治療の生命線と言っても過言ではありません。
レントゲン写真になしに歯を削る治療というのは目をつむって歯を削るのと同じくらい不安なのです。
きちんとした歯科治療をするためにもレントゲン写真は欠かせないものですので、
きちんとレントゲン撮影の際には説明をきちんとした上でご理解とご協力よろしくお願い致します。
長久手市歯医者にあるKuniデンタルクリニックでは
皆様のお口の健康を通じて全身の生涯健康を目指しております。
お口のケアの相談など不安な方や心配な方などぜひ、一度ご来院ください。お待ちしております。