舌で感じる味の感覚って不思議だと思いませんか?舌の磨きは必要?そんな疑問にお答えします|ホワイトニング インビザライン 一般歯科|愛知県長久手市【Kuniデンタルクリニック】

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舌で感じる味の感覚って不思議だと思いませんか?舌の磨きは必要?そんな疑問にお答えします

「~🦷歯じめまして🦷~」

【Kuniデンタルクリニックの歯の豆知識プログです】

皆様~🦷歯じめまして🦷~長久手市歯科のKuniデンタルクリニックの院長の山村です。

【舌で感じる味の感覚って不思議だと思いませんか?舌の磨きは必要?
 】


本日は舌にある味覚について説明していきます。皆様が一般的に食事をして
「おいしいと感じたり、ときにはすっぱかったり、辛かったり、にがかったりするなどの味があるの」
は実はこの「味覚」によるものです。でも、味覚はさらに実は細かく分類ができます



味覚 (taste) は, 【甘味、塩味、酸味、苦味、うま味】が5基本味として知られている.

これらのなかで、甘味,塩味およびうま味は,それぞれ、エネルギー源, ミネラル源, タンパク質源のシグナルとして認知されています。これらは生命維持に必須の栄養素であるため, 生理的要求に基づき, おいしい味として受け入れられます.ですので、基本的なご飯がおしく感じますし食事は楽しい、ワクワクするのもその一つです。一方, 酸味と苦味は, それぞれ酸敗物と毒物の含有を推定させるシグナルとして認知されるので,「口に入れてからすぐに、 これらは生命を脅かす危険があるため, まずい味として忌避, 吐き出されます」


このように、味の情報は口から中枢に伝えられると,  おいしい・まずいといった認識により
食物の取捨が決定されます。
これは、体が体内にはいらないようにする防御反応の一つでもあります。
実は、味覚で味を感じて、それに応じて口の周りの運動や舌や顎運動が誘発されます.また, 味覚は, 唾液や胃液などの消化液やインスリンなどのホルモンの分泌を活発化させます。 また, 消化管運動を促進することで消化・吸収を円滑にする役割を担っています.これらのことから、味覚は人間が日常生活で生きていくために重要な感覚であると考えられます.さらに,
味覚による食べ物のおいしさは,われわれに食べる楽しさや, 生きる喜びを与えてくれるため, quality of life (QOL) を向上させます。


【味覚を失ってしまうと】
食べ物の味を感じることができなくなり、食べ物の選択が困難になったり、食事を楽しむことができなくなったりします。また、味覚を用いて、食べ物に含まれる栄養素や毒素物質を検出し、体を安全に保つこともできます。 味覚は、体の健康状態を維持するために重要な役割を担っています


「うま味の発見者は実は日本人」
実は、この味覚の成分は日本人の池田菊苗博士が発見しました。よく聞く昆布出汁に含まれるL-グルタミン酸により引き起こさせる独特の味であります。これは英語表記でも「UMAMI」と書かれています。
また、世の中には面白い物質も存在します。
「アミロライド」「ギムマネ酸(植物に含まれる成分」「ミラクリン(植物に含まれる成分)」などあります。


ギムマネ酸を人の舌に塗ると・・・甘味成分だけ味がなくなります。そのほかの味は分かり
ます。

アミロライドを人の舌に塗ると・・・塩味(Na)に反応して、この味が分からなくなります。

ちょっととっても不思議ですよね…

 

【味覚を脳に伝える神経はいくつ?】
実は4つあります。
味覚自体は、舌と上顎の奥と喉のほうにあります。舌に二カ所の神経があります。
こうみると、いかに味覚が大切かとういうことがわかりますね。
また、舌の神経は味覚も含めて4種類の大きい神経によって支配されています。


まとめ
舌はかなり繊細であることが言えます。舌磨きも実は激しくやると良くありません。それは、味覚の中の味細胞が磨きによって剝がれてしまったり傷つけたりしてしまうので気おつけてください。もちろん適切なやり方でケアを行えば問題ありません。ただ、やり方が分からない方、不安や心配の方は長久手市歯医者ののKuniデンタルクリニックで一人一人にあったケアのやり方をお伝えします。